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【三浦半島】大楠山 日帰り登山 ~ 桜と菜の花が満開の三浦半島、春爛漫の山から海へ抜ける旅

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もし、週刊少年ジャンプに登山漫画が連載していたら。

 

司会「さぁ、始まりました!第48回全国登山トーナメント!全国各地の予選を勝ち残った強豪チームの熱いバトルが今年も繰広げられます!!」

長野代表「ふん!大会3連覇中の我ら長野の優勝は今年も確定かな」

富山代表「また、長野とのツートップ争いになりそうだな。低いのは標高だけにしてくれよな。ははは。」

北海道代表「羆(ひぐま)を退けたと呼ばれる部長の前にはみな平伏すことになるだろう」

岩手代表「おらだち東北の底ぢからぁを舐めてもらっちゃ困るべよ」

山梨代表「静岡だけには絶対勝つ!」

静岡代表「山梨だけは絶対潰す!」

兵庫代表「この大会のために開発した必殺技「六甲おろし」を披露しますか」

熊本代表「火属性の私の前に雪山など無に等しい」

群馬代表「ククク、魔の山の力を解放する時が来たようだな…」

千葉代表「今年はビックサンダーマウンテンでも登ってろなんて言わせないぜッ!!」

沖縄代表「雪、初めてみた…」

 

コミックスでたら買います。

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神奈川県の三浦半島にある大楠山(おおくすやま)です。

三浦半島と言えば東京湾と相模湾を隔て、横須賀、逗子、葉山など丘陵に市街地が広がっている海沿いの地域です。山岳地帯と真逆の方向に位置するところですがちゃんと山はあります。標高241mととても低い山ですが、春には花が咲き乱れ、山頂からは海の展望に優れています。

春分の日に相応しく、春を感じる旅スタートです。

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今回のメンバは自分を含め7人。その内、女性6人!

山に花を見に行くつもりだったのに、花に囲まれてしまいました。遂に僕の時代が来ましたかね。

まぁ、たまたまだったわけですが…。

唐松岳

つい3日前の日曜日。極寒の標高2696m北アルプスの唐松岳に男4人で登っています。

雪山に続いて女性6人と行く低山ハイキング。なんとも節操のない登り方をしています。

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3月20日の水曜日は春分の日です。

週の真ん中の祝日、疲れを残さない登山をするため、ゆるく楽しめる山を選びました。

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メンバーで一人一品づつ食べ物を持ち寄り山頂でもぐもぐ。

油揚げで野菜と肉を包んだものや唐揚げ、じゃがいもやウィンナー玉子焼き。何も指定がなかったので、全体的に色彩が茶色に片寄った華のない構成の昼食になりました。

美味しかったですけどね。

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山頂は平らで広く、売店もあります。

自分たちが到着するときにはレジャーシートを広げた家族や登山客で賑わっていました。山頂には展望台があり360度の景色を楽しめるはずだったんですけど、ちょうど工事していて登ることができませんでした…。

空気が澄んでいると千葉県の房総半島、伊豆大島、東京の市街地、相模湾越しの富士山、更に奥に南アルプスが見えるそうです。

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小さいならが大楠山は色んな景勝地に選ばれています。関東百名山、花の百名山、富士見景勝地、かながわ景勝50選など。

三浦半島の温暖な気候から春の訪れが早く、菜の花や桜、椿など様々な花が咲きます。

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山頂から5分降りたところにある雨量観測所の下は菜の花畑になっています。

その他にいろいろな花を見かけました。

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大楠山のルートは沢山あります。

今回は下山後は海に抜けたいという要望ありました。三浦半島の中央部から登山を開始し、西部の秋谷漁港に降りるルートを選択しました。

横須賀線に久しぶりに乗りました。

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横須賀線の衣笠駅で降ります。到着時の電車アナウンスを聞くまで「いがさ」と読んでいました。正しくは「きぬがさ」です。

そうだ、鉄人「衣笠」の名前だった。

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衣笠商店街を登山者のコスプレをした7人が抜けて行きます。

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まず、目指すのは衣笠山公園です。

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今年は桜の開花が例年よりも早く、関東各地で桜祭りを前倒しにしてました。

満開の時に中目黒の桜祭りを見に行ったのですが、ぼんぼりがまだ点灯しておらず、真っ暗の中桜を見ました…。

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衣笠山公園は桜の名所で、桜祭りを予定していました。

例年だと3月28日にぼんぼり点灯するようですが、この日で咲き初めだったので間に合ってません。

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衣笠山公園からは横須賀の町並みや東京湾を眺めることができます。

木彫りされた動物の乗り物があって、なかなか楽しい公園でした。

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あらあらお取り込み中でしたか…。失礼しました。

春ですね。

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一度、衣笠山から降りて車道に。

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大楠山までの登山道はきちんと整備されていて、標識がいくつも立っているので安心です。

が、話しながら歩いていたので道を誤り、神奈川県警のオフロードコースがある演習所に迷い込んでしまいました。

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10時20分に駅前を出発して、大楠山山頂へは13時ちょうどくらいに到着しました。

意外に長く掛かってしまったのは、途中立ち止まりすぎたのと迷ってしまったから。

でも、きっと自分たちだけなので安心してください。

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下山は西の海のほうへ。

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大楠山らから下山すると前田川遊歩道があります。小さな沢沿いの道になっています。

標高241mの山ですが、ちゃんと雨水を吸収して海まで運んでいるんですね。

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前田川遊歩道から15分程度で秋谷漁港に到着。

去年の12月に行った千葉県の鋸山や今月に行っている神奈川県の幕山と同様に、下山後に海というのは「標高0mまで降り切った」という不思議な感慨があります。

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この時期なので海水客はおらず、近隣住民が散歩したり子供たちが遊んでいます。

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海岸で遊んでいると小学生くらいの子供が寄ってきて

「1曲どう?」

と小さなウクレレ片手に話しかけてきました。

「涙そうそう」を弾き語りしてくれて、女性たちはもうメロメロ。僕の立場は完全に奪われました。

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彼はきっと日本の「ジャック・ジョンソン」となるでしょう。

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サーフ・ミュージックと言えば演奏がハードなパンクやロックだったイメージを一新したハワイ出身のアーティストです。ゆったりした自然なサウンドが特徴です。自分の勤める会社の人はこのジャック・ジョンソンの音楽を聴いて、サーフィンにのめりこんだそうです。

自分はたまにテントの中などで聴いてます。

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やっぱり登山後の海は格別ですね。山も海も楽しめるなんて贅沢な気分です。

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海岸からすぐ近くにマーロウというレストランがあります。

このレストランはテイクアウトのプリンが有名で、ビーカーにデザインされた容器も貰えるので人気だそうです。

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容器代込みなので600円くらいしましたが、味も美味しかったです。

抹茶や黒糖、クリームが入ったものなど味の種類が豊富なので迷いましたが、やはり最初はプレーンを注文しました。

この写真を撮った直後にトンビが襲来して、持っていた容器に爪を当ててきました。怪我も奪われることもなかったので良かったです。

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相模湾の夕焼け。

空気が澄んでいれば富士山を海越しに眺めることができるそうです。

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「はぁ~、明日から仕事か…」

憂鬱な気分にもなりましたが私は元気です。

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葉山は湘南近辺に比べてごみごみしていないので良いですね。

路線バスに乗り逗子駅へ。

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JR逗子駅で解散。

湘南新宿ラインで逗子行き電車にいつも乗っていましたが、初めて逗子駅です。もっとビルが立ち並ぶようなところかと思ってました。

大楠山登山を終えて

日曜日に登った唐松岳がある北アルプスでは、7月中旬頃に花が咲き始めます。三浦半島の大楠山では3月に花が咲き始めるので、その差は約4ヶ月もあります。

四季の移り変わりがある日本でも、高度が違うだけで季節が全く違うことを認識できます。

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大楠山は、休日に家族連れや登山を始めたばかりの人たちと登るにはピッタリの山です。

都会からの登山の聖地とも呼べる高尾山(たかおさん)ですが、アクセス良さも眺めも負けていません。その名前を知られていないのは、海水浴でおなじみの三浦半島に山があると思われないのかな…。

そんなわけで春先にふらっと登山してみてはいかがでしょうか。

コメント

  1. 山歩きしてみたいな、と、ふと思い調べてたら拝見しました。住んでる所から時間的に体力的にも行けそうだなと思えそうな山が多く大変参考になりました。
    有り難う御座います。

    • >yawaraさん
      はじめまして、コメントありがとうございます。
      大楠山はバス停を降りてから、1時間ちょっとで登ることができるので、高尾山より楽かもしれません。
      展望もよく、春先の登山にはピッタリです!