紅葉登山の記事一覧はこちらをクリック

【鹿児島】開聞岳 登山 ~ 海越し眺める薩摩富士、東京から遥々と九州最南の旅

20140531-開聞岳-0609.jpg

2014年5月31日

鹿児島県にある開聞岳(かいもんだけ)に行ってきました。標高は924mです。

薩摩半島の南端にあり、綺麗な円錐形の形から薩摩富士(さつまふじ)と呼ばれています。南西は海に面していて、海越しに眺める開聞岳は日本を代表する景観と言ってもいいほどです。

上部は溶岩ドームの岩石帯となり、かつての噴火の名残がある2層式の火山です。

20140531-開聞岳-0466.jpg

ゴールデンウィークに引き続き九州へやって来ました。

【九州】ゴールデンウィーク九州登山旅行まとめ(九重山~阿蘇山~祖母山~由布岳)
2014年のゴールデンウィークに行ってきた九州登山旅行のまとめです。 登った山は以下の4つで、大分県、熊本県、宮崎県の3県を観光と温泉を堪能しながら旅してきました。 九重山(くじゅうさん) 阿蘇山(あそさん) 祖母山(そぼさん) 由布岳(ゆふだけ)

前回の心残りであった九州の高山に自生する深山霧島(ミヤマキリシマ)を見るためです。1日目は開聞岳を登山、2日目をミヤマキリシマの咲く霧島山という1泊2日の計画。

様々な出来事に巻き込まれながら、再び九州登山旅です。

開聞岳について

開聞岳地図

開聞岳地図

山頂まで円を描くように一本道です。

開聞岳登山

プロローグ

20140601-高千穂峰-0349-Edit.jpg

この旅は一枚の写真で始まる。

ゴールデンウィークの九重山と阿蘇山では、ミヤマキリシマの咲く時期が素晴らしいということを知った時には、来年以降に見に行こうと決意し、九州を後にしました。

しかしゴールデンウィークから数週間後、某サイトに高千穂峰のミヤマキリシマの開花を告げる写真がアップロードされたのです。

成田空港~鹿児島空港

20140531-開聞岳-0006.jpg

赤茶けた火山の山肌をピンク色に染めるミヤマキリシマの群生。

九州の旅を終えてから1ヶ月もしない自分を再び旅立たせる動機には十分な一枚でした。そして、週末は晴れ予報ときたもんだ。

20140531-開聞岳-0008.jpg

旅の決定を下したのは出発前日の金曜日正午12時。そう、お昼休みでした。

仕事を18時半に切り上げ、鹿児島行きの飛行機と現地レンタカーの手配を帰りの電車内で行い、帰宅後荷造りをし、旅に備えて眠りにつきました。

20140531-開聞岳-0010.jpg

ゴールデンウィークではバスで成田空港に向かいましたが、今回は早朝出発ということもあって電車です。

20140531-開聞岳-0018.jpg

日暮里駅からスカイライナーに乗り込みます。

20140531-開聞岳-0021.jpg

スカイライナーの車内はとても綺麗でした。

足元には電子端末の充電用のコンセントがついています。ただ、電力が弱いのか充電スピードが遅く、使用しながらだと充電がドッコイドッコイ。

20140531-開聞岳-0024.jpg

2014年5月31日の東京の最高気温は31.6℃になりました。

東京における同日の気温として、観測史上最も高い気温となりました。車窓から見えるスカイツリーが見事に霞んでいます。

20140531-開聞岳-0022.jpg

5月下旬で真夏日。

このような気温下に標高1000m以下の低山に登りに行くなんて正気の沙汰ではありません。しかも、わざわざ飛行機まで乗って南下するのです。

20140531-開聞岳-0030.jpg

成田空港の駅に到着です。

20140531-開聞岳-0031.jpg

早朝ということもあり空港ターミナルはガラガラでした。

20140531-開聞岳-0033.jpg

朝ごはんを食べていなかったので、空港内で食事を取ることにします。

こんな時間に開いている店はマクドナルドしかありませんでした。

20140531-開聞岳-0034.jpg

ビックブレックファーストを注文。

20140531-開聞岳-0035.jpg

え?イチゴジャム何に使うの?

食べ方に戸惑いつつ朝食を楽しんでいると、なにやらアフリカ系女性店員と白人の男性客が大声で揉めはじめました。お互いの言語で言い合いをしているため結論が出ず、マネージャらしく人まで登場し、二人をなだめていました。

騒がしい朝食になってしました。

20140531-開聞岳-0038.jpg

登山ブログにおいて必要ないはずの朝食シーンでしたが、フライト予定時間になったので探検を終了し、ゲートへ向かいます。

ゴールデンウィークに探検したばっかりなのにね。

20140531-開聞岳-0054.jpg

鹿児島へ向けてフライト。

上空から見るとわかる厚い空気の層。そりゃあ、スカイツリーも霞みます。

20140531-開聞岳-0060.jpg

一人で乗る飛行機に緊張しつつ、九州が見えてきました。

20140531-開聞岳-0067.jpg

10時30分 鹿児島空港

鹿児島はきっと青空が広がっていると望んでいましたが、やはり思い切り霞んでいて空は真っ白でした。

20140531-開聞岳-0072.jpg

今回の旅の動機となった高千穂峰のポスターが飾ってありました。明日が楽しみです。

20140531-開聞岳-0074.jpg

霧島茶のイメージキャラクター茶のミコト君がお出迎えしてくれました。

無料というので温かい霧島茶を頂きました。外気が30℃あるということを忘れて。

20140531-開聞岳-0075.jpg

鹿児島県は大分県と同様に温泉大国です。

空港の正面玄関に足湯がありました。

20140531-開聞岳-0076.jpg

開聞岳登山に備えて足を温めます。外気30℃だけど。

先ほど飲んだ温かいお茶と足湯で汗を噴き出す。

20140531-開聞岳-0078.jpg

足湯に浸かりながら、連絡を入れたレンタカー業者のお迎えを待ちました。

九州自動車道~指宿スカイライン

20140531-開聞岳-0111.jpg

今回、借りた車です。

自分にふさわしいブルーカラーです。わかってらっしゃる。

鹿児島空港から開聞岳の自動車ルートです。所要時間は、指宿スカイラインを利用して1時間41分です。

20140531-開聞岳-0082.jpg

レンタカーを借り、冷房を最大に調節して出発です。いや~、一人でレンタカーを借りて運転するのも初めてなので緊張です。

空港からすぐに九州自動車に乗り、鹿児島市街地方面へ。

20140531-開聞岳-0084.jpg

20140531-開聞岳-0108.jpg

桜島サービスエリア。

20140531-開聞岳-0087.jpg

薩摩揚げや黒豚コロッケなど鹿児島らしいホットフードが用意されています。

しんこ団子ってなんだろう。

20140531-開聞岳-0095.jpg

時はすでにお昼だったので、ここのレストランで食べることにしました。

注文したのは黒豚とんかつ御膳です。三杯酢でサラダを食べるのは鹿児島流なのか。

20140531-開聞岳-0096.jpg

鹿児島ラーメンという選択もあったのですが、こんな糞暑い日中に食べる気にはなれません。

すげー美味い!というわけではありませんが、鹿児島に来たという気分を盛り上げてくれました。ちなみに知覧茶のふりかけがかけ放題。

20140531-開聞岳-0104.jpg

20140531-開聞岳-0106.jpg

鹿児島へは初めて来ましたが、椰子の木が植えられていて南国チックですね。

20140531-開聞岳-0120.jpg

九州自動車を南下し続け、指宿スカイラインに突入です。

特に何もない山道の有料道路です。有料区間と無料区間がごっちゃになっていて、効率が悪い。

20140531-開聞岳-0113.jpg

途中の展望台によって、鹿児島のシンボル的存在の桜島を眺めてみましょう。

20140531-開聞岳-0114-Edit.jpg

はい、霞んで全く見えません。

鹿児島のシンボル的存在を見ることは叶わず。

九州最大の湖「池田湖」

20140531-開聞岳-0135.jpg

20140531-開聞岳-0127.jpg

指宿スカイラインを抜け、県道を南下すると池田湖(いけだこ)があります。

九州最大の湖になります。

20140531-開聞岳-0126.jpg

世界一うなぎ?

池田湖にはオオウナギが生息していて、体長2mを越える個体もいるのだとか。うなぎ食べたいけど、うなぎ店はあまりないようです。

20140531-開聞岳-0129.jpg

池田湖には恐竜イッシー伝説があります。

イギリスのネス湖のネッシーにちなんで名付けられたようで、70年代から80年代にかけてメディアで話題になったのだとか。

20140531-開聞岳-0141.jpg

県道を南下し続けますが、全く見えてこない開聞岳。

目立つ山だと聞いていたのに…。

そんなことを思いながら車を走らせていると霞がかった空の向こうに大きなモノが見えてきました。

まさか、イッシー!?

20140531-開聞岳-0153.jpg

どう見ても開聞岳です。

実際この場所を訪れるとわかりますが、存在感がすごいです。関東平野にある筑波山より標高が高いので、そりゃそうですね。

開聞岳の麓「杖聞神社」

20140531-開聞岳-0156.jpg

再び寄り道をします。

開聞岳をご神体とする山岳信仰の枚聞神社(ひらさきじんじゃ)です。

20140531-開聞岳-0167.jpg

20140531-開聞岳-0171.jpg

開聞岳が海上に面していることから山岳信仰としての役割もある一方で、海上交通や漁業守護の崇拝が行われている神社です。

20140531-開聞岳-0173.jpg

本日の登山の祈願をします。

朱塗りの社殿が優雅です。

20140531-開聞岳-0175.jpg

御朱印帳には開聞岳が描かれていますが、ピラミッドにしか見えない件。

20140531-開聞岳-0179.jpg

境内に珍しい花が咲いていました。

20140531-開聞岳-0181.jpg

20140531-開聞岳-0184.jpg

色は赤と紫の2種類で、花びらが葉っぱのように見えます。

なんの花でしょう。

20140531-開聞岳-0177.jpg

そして、大木に絡みつくほど規模がでかい。

20140531-開聞岳-0155.jpg

背後に開聞岳があり、岩木山が背後にある青森県の岩木山神社と同じような立地に思いました。

20140531-開聞岳-0189.jpg

国道226号線とぶつかる交差点。

左に行くとコンビニが一件あったので、空港近くのコンビニでも仕入れなくても良かったです。

20140531-開聞岳-0193.jpg

指宿枕崎線の線路を越えます。

灼熱の開聞岳登山

20140531-開聞岳-0195.jpg

かいもん山麓ふれあい公園の駐車場に到着。

鹿児島空港を出発してから約2時間20分ほど掛かりました。途中、池田湖と神社に寄り道したので2時間掛かると思います。

20140531-開聞岳-0199.jpg

中央管理棟には売店があります。

この公園はゴーカート、プール、テニスコート、キャンプ場などレジャー施設が充実しているようです。

20140531-開聞岳-0202.jpg

開聞岳の謎キャラクター。

20140531-開聞岳-0206.jpg

20140531-開聞岳-0207-Edit.jpg

登山者記帳簿がありました。

中をのぞくと九州の登山者が多数でしたが、横浜から来ている登山者もいました。さすが全国区の山です。

20140531-開聞岳-0205.jpg

薩摩富士として、富士山の世界遺産登録に便乗している模様。

20140531-開聞岳-0197.jpg

普通は6月に咲く、あじさいが開花していました。

さすが九州ほぼ最南、早いです。

20140531-開聞岳-0217.jpg

20140531-開聞岳-0227.jpg

キャンプ場を横切り登山口を目指します。

山頂まで綺麗に眺めることができます。

20140531-開聞岳-0223.jpg

標高900m前後の山は関東周辺にいくらでもあります。

しかし、開聞岳はほぼ海抜0m地点から頂上924mを目指すため、標高差900m以上の登りを要求されます。

20140531-開聞岳-0228.jpg

キャンプ場を横切り舗装道を開聞岳へ向けて歩きます。

20140531-開聞岳-0234.jpg

何度も繰り返しますが、標高0m地点で気温30℃。

その気温から来る苛酷さは北アルプスの縦走に匹敵する。

20140531-開聞岳-0239.jpg

20140531-開聞岳-0241.jpg

緑道を進むと開聞岳登山口に到着します。

20140531-開聞岳-0242.jpg

謎の武士キャラクターが解説するコースタイム。

登山時間と下山時間が同じってことはないんじゃないでしょうか。

20140531-開聞岳-0249.jpg

13時55分 開聞岳登山開始

都内の自宅最寄駅を出発したのが朝5時なので、ここまで約9時間掛かったことになります。

開聞岳の地図

開聞岳のルートは一本道です。

山頂までかたつむりの殻のように螺旋状に登山道が伸びているのが特徴です。

20140531-開聞岳-0255.jpg

20140531-開聞岳-0256.jpg

シダ植物が目立つ樹林帯。

本州の樹林帯とは様子が違います。

20140531-開聞岳-0257.jpg

木漏れ日差す樹林帯。

ただし、気温の関係上ジャングルを歩いているような気分です。

20140531-開聞岳-0258.jpg

道幅は狭く、一人が歩ける程度です。

20140531-開聞岳-0261.jpg

3合目に到着。

2合目から600m歩きました。

20140531-開聞岳-0270.jpg

景色は変わらず、樹林帯。

20140531-開聞岳-0264.jpg

4合目に到着。

ベンチがありましたが、景色は変わらず。

20140531-開聞岳-0268.jpg

石段が登場です。

風が全く通らないので暑さ地獄。持ってきた水分1.5リットルがガンガン減ります。

20140531-開聞岳-0272.jpg

4合目の後半から少し展望が良くなります。

20140531-開聞岳-0274-Edit.jpg

開聞岳より東側の展望が開け、薩摩半島の最南の岬である長崎鼻(ながさきばな)が見えました。

下山後に寄り道することになります。

20140531-開聞岳-0280.jpg

5合目に到着。

20140531-開聞岳-0281.jpg

5合目はデッキが設置されていました。

20140531-開聞岳-0283.jpg

5合目からはまた樹林が濃くなります。

20140531-開聞岳-0288.jpg

登山道に岩石が散らばるようになります。

上部が岩石帯となっているからでしょう。

20140531-開聞岳-0289.jpg

6合目に到着。

20140531-開聞岳-0293.jpg

風景は変わらず突き進むのみ。

潮風を香る爽やかな山かと思いきや、猛暑と樹林帯による自分の汗の塩臭さで脂っこい山となりました。

20140531-開聞岳-0294.jpg

7合目に到着。

20140531-開聞岳-0298.jpg

着々と標高を上げるが景色は変わらず。

20140531-開聞岳-0301.jpg

7合目からは岩場が登場します。

20140531-開聞岳-0325.jpg

20140531-開聞岳-0302.jpg

樹林帯の間からは太平洋が見えます。

20140531-開聞岳-0304.jpg

小さい白い花が咲いていました。

20140531-開聞岳-0311.jpg

山から海が眺められる山はやはり好きです。

20140531-開聞岳-0320.jpg

開聞岳の周囲は九州自然歩道が整備されているようなので、ぐるっと歩けるのでしょうね。

20140531-開聞岳-0329.jpg

開聞岳からは種子島や屋久島、大熊諸島の島々が眺められます。

本日の霞みっぷりでは何も見えませんけど。

20140531-開聞岳-0333.jpg

7合目から8合目にかけて、仙人洞がありました。

20140531-開聞岳-0335.jpg

よくある風穴です。

涼しい風が流れてくるので、少し涼みました。

20140531-開聞岳-0345.jpg

8合目に到着。

世間に負けた。いや、暑さに負けた。

20140531-開聞岳-0350.jpg

8合目からは道は完全に岩場です。

20140531-開聞岳-0354.jpg

8合目の看板にかかっていた温度計は25℃を指しています。

日が落ち始め、少し標高の高い樹林帯でこの気温なのでお察し下さい。

20140531-開聞岳-0355.jpg

ヤマタツナミソウが咲いていました。

調べるとこの端で開聞岳が新・花の百名山に選出されているのだとか。

20140531-開聞岳-0357.jpg

8合目からは開聞岳の西側の景色が広がります。

枕崎市と東シナ海方面。

20140531-開聞岳-0361.jpg

麓を眺めると緑がもこもこしています。

20140531-開聞岳-0360.jpg

ツツジが咲いていました。

検索すると開門ツツジという品種があるので、きっとそれでしょう。山の名前がつく花の品種に弱い。

20140531-開聞岳-0363.jpg

上を見上げるとまだ先があります。

このあたりで「ペットボトルを凍らせて持ってきたはいいが、溶けなくて水分補給できない」という夫婦に水をわけてあげました。

20140531-開聞岳-0364.jpg

ハシゴが登場しました。

20140531-開聞岳-0382.jpg

20140531-開聞岳-0384.jpg

9合目の看板は見つかりませんでした。

頂上まで後52mです。

20140531-開聞岳-0386.jpg

頂上付近は樹の枝をくぐる感じになります。

20140531-開聞岳-0390.jpg

御嶽神社の鳥居がありました。

御嶽信仰は鹿児島の最南にまであるのですね…。

九州本土最南端 開聞岳山頂

20140531-開聞岳-0399.jpg

20140531-開聞岳-0393.jpg

15時50分 開聞岳山頂

登山口から2時間掛かりました。

20140531-開聞岳-0396.jpg

三角点。

20140531-開聞岳-0400.jpg

昭和の終わりの海の日に皇太子が登った記念碑が立っていました。

暑かっただろうに…。

20140531-開聞岳-0404.jpg

開聞岳山頂は一つだけ大きな岩があり、山頂部を眺められます。樹林帯なので火口らしきものは見られません。

お鉢めぐりコースなるものがあるようでしたが、樹林帯を1時間くぐるようで、行く気にはなれません…。

20140531-開聞岳-0444.jpg

20140531-開聞岳-0423.jpg

開聞岳山頂からは西側の展望が優れています。まぁ、霞んでいますが。

下山後に枕崎にてカツオを食べるという野望がありましたが、どう考えても温泉後に向かっていたのでは店が閉まってしまいます。

20140531-開聞岳-0448.jpg

山頂では名物のチーズ饅頭を頂きます。

宮崎の名物だけどな!

20140531-開聞岳-0455.jpg

16時という時間帯でしたが、山頂に自分以外に3パーティー程。

トレーニングで登っているような人もいて、手ぶら・給水なしで登ってこれるのは驚異的です。登っている途中に登山靴のソールを両足とも落としてきたという登山者もいました。

20140531-開聞岳-0462.jpg

一人で来た九州本土最南の開聞岳。

この山頂は忘れることはないでしょう。何度も訪れるような山ではありませんが、いつかまた訪ねたいです。

20140531-開聞岳-0470.jpg

山頂に20分ほど滞在し、下山を開始します。

この時間に妙にペースの早いおじさんが二人ほど登ってきました。自分がだらだら下山していると追い抜いて行きました。地元の人のトレーニングの場所なんでしょうか…。

20140531-開聞岳-0473.jpg

5合目付近のベンチで休み、枕崎から登りに来たという人と10分ほどお喋り。東京から登りに来たというと軽く驚かれました。

20140531-開聞岳-0476.jpg

17時27分開聞岳下山

登りが2時間だったのに対し、下山は1時間10分程でした。ちょっと早足だったというのもありますが。

20140531-開聞岳-0481.jpg

キャンプ場に戻ってくると、待ち構えていたかのような自販機。

20140531-開聞岳-0486.jpg

炎天下の中、下山してきての冷えたコーラは至高のうまさでした。

食べログに自動販売機があるのなら間違いなく5点をつけているところです。

20140531-開聞岳-0499.jpg

体中ベトベトになりながら開聞岳を後にし、温泉へと向かいます。

JR最南端の駅「西大山駅」~長崎鼻~指宿温泉

20140531-開聞岳-0505.jpg

温泉の前に寄り道です。

20140531-開聞岳-0503.jpg

20140531-開聞岳-0515.jpg

20140531-開聞岳-0524.jpg

JR西大山駅(にしおおやまえき)

この駅は本州最南端の駅です。周りには畑しかありませんけど。

20140531-開聞岳-0510.jpg

観光で訪れた人たちが写真を撮っている中、開聞岳に登ってきたともろバレの格好で恥ずかしかった。

しかし、自称鉄道オタクとしては抑えておきたい場所でした。

20140531-開聞岳-0540.jpg

そして、もう1箇所立ち寄り。

開聞岳から見えていた長崎鼻です。

20140531-開聞岳-0550.jpg

おみやげ屋は全て閉まっていて、人気はほとんどなく寂しさが漂っていました。

20140531-開聞岳-0552.jpg

その代わり現地民(野良猫)がお出迎えしてくれました。

20140531-開聞岳-0558.jpg

長崎鼻はウミガメが産卵しに来るとか来ないとか。

浦島太郎の竜宮伝説が残っている場所で竜宮神社なるものがありました。観光客向けの神社なのでしょうか…。

 

20140531-開聞岳-0575.jpg

20140531-開聞岳-0634.jpg

長崎鼻は海越しに開聞岳を眺める絶好のロケーションです。

20140531-開聞岳-0576.jpg

ハイビスカス?が咲いていて、南国ムードが漂います。

20140531-開聞岳-0586.jpg

砂浜に出て、海抜0m地点を確保です。

 

20140531-開聞岳-0639.jpg

夕日が開聞岳に隠れ、ダイアモンド開聞岳になるんじゃないかと思いましたが、待っていると温泉の閉館時間になってしまうので、長崎鼻を後にします。

20140531-開聞岳-0646.jpg

20140531-開聞岳-0647.jpg

金平糖のようにカラフルな花が咲いていました。

20140531-開聞岳-0648.jpg

20140531-開聞岳-0649.jpg

葉っぱの形からあじさいに見えるのですが…。

20140531-開聞岳-0660.jpg

ヘルシーランド・露天風呂「たまて箱温泉」にやって来ました。

入浴料は500円です。管理棟で料金を支払い、露天風呂に移動します。

20140531-開聞岳-0663.jpg

和風露天風呂(開聞岳側)と洋風露天風呂(竹山側)が男女日替わりします。

もちろん開聞岳側がロケーションとして優れているのですが、あいにくの後者。海に浮かぶ奇岩の竹山を見ながらの入浴です。

20140531-開聞岳-0658.jpg

露天の端っこに行くと開聞岳をしっかりと眺めることができたので良しとします。温泉から登った山を眺められるのは登山道楽の境地です。指宿温泉は別府温泉と同様に砂蒸し風呂が有名です。時間的に楽しめる時間はありませんでした。

【九州】高千穂峰(霧島山) 登山 ~ 満開のミヤマキリシマ、美しい日本の夜明けの旅
2014年6月1日 宮崎県と鹿児島県にある高千穂峰(たかちほのみね)に行ってきました。標高は1574mです。 霧島連峰の第二峰で、日本神話の天孫降臨の地であり、古くから山岳信仰の残る山です。坂本龍馬が新婚旅行で登った山でもあり、日本の歴史において重要な山の一つです。 高千穂峰では5月下旬よりミヤマキリシマが咲き始めます。 今回の旅の目的はこのミヤマキリシマを見に行くことでした。山肌を染め上げる写真を見て、自分の目で眺めたいと強く思い、遥...

温泉でさっぱりした後は、翌日の高千穂峰(霧島山)登山に向けて夜中の移動を開始となります。

開聞岳の登山を終えて

20140531-開聞岳-0300.jpg

開聞岳は登山道は深い樹林に覆われ、変化は乏しいです。開聞岳の魅力は富士山と同様に山そのものの眺めにあります。

しかし、九州最南という環境は本州では味わえない旅情に溢れ、終始楽しく歩くことができました。海の眺めはやはり一級品で、東シナ海を眺めるという初めての体験ができました。

5月異例の猛暑日でしたが、九州の最南まで足を伸ばしたかいがありました。

20140531-開聞岳-0597.jpg

開聞岳の登山はぼっち登山の新境地になりました。今回の旅の経験はあらゆる場所に一人で行ける可能性を手にしたことになります。しかし、温泉を出た直後にこの自信を打ち砕く出来事が起こるのでした(引き)。

開聞岳の地図はこちら

コメント

  1. 素晴らしい景色に感動を覚えました。
    南のジャングルのような自然は楽しそうですね。
    九州に登山にしに行くときは参考にさせていただきます!

    • >sakemaroさん
      長崎鼻から眺める開聞岳は美しいのです。
      登山道は伊豆の雰囲気に近いものを感じ、南国だなと思いました。時期的には近くに花公園的なのがあるので、それを合わせて行くのが良いかもしれません。

  2. 屋久島3回行ってるだのんです。
    毎回フェリーから開聞岳を眺めていました。
    僕も登ってみたいです。

    • >だのんさん
      では、4回目の屋久島の後に登りましょう。

  3. 景色最高ですね!九州行った事ないけど 県によって山の雰囲気が違うのでしょうね。味わってみたい。お花も綺麗でしたね。
    下山後の海のコースが好きなんですね(*^-^*)素敵!
    山情報、いつも参考になります。ありがとうございます。
    これからも頑張って下さい。

    • >不二子さん
      霞が無ければもっとくっきり見えたのですけどねー。
      屋久島などの島々の展望が。
      開聞岳の周辺は、開門とつく場所・土地が多く、街全体で楽しめます。
      ほどほどにがんばります!

  4. ぼっち登山で九州お疲れ様です。
    veryblueさんに憧れてBlogでも始めようと決意して今日ぼっち登山してきました。
    セルフタイマーで撮影するのに慣れていなくて、しかも人がいると恥ずかしくてかなり苦労しました。veryblueさんみたいなプロぼっち登山家は人がいてもまったく気にならないんでしょうか?

    • >kyさん
      本編にも書いていますが、この後にプロぼっちの心を砕く出来事があるのですが…。
      ブログ制作されるのですか!楽しみです。

      セルフタイマー撮影は人のいない時にやりますよ!
      後続からダッシュで離れて、時間にゆとりをもたせた上で撮影しています。

      人に撮ってもらうこともありますが、構図がイマイチになってしまうこともありますね。
      気にしてますよ・x・

  5. 立て続けに九州上陸とは、行動力が半端ないですねぇ。

    • >rockwellさん
      「好天」、「見頃」、「憧れ」のスリーセブンが揃ってしまったからです。
      九州はまた行きたいです。

  6. 本筋から外れますが、成田エクスプレスではなくて、スカイライナーですね。薩摩半島は父母の生まれた土地で、子供の頃よく行ってました。枕崎は鰹節もおいしいです。久しぶりに行きたくなりました。。。

    • >butasan2007さん
      こっそり本編を直しましたので、ここだけの秘密でお願いします。
      鹿児島にルーツがあるのですね。それでは是非、ふるさとの山を登ってみてください。大人になって見る景色はまた違うかもしれません。

  7. 行動力が凄い!これを「尻が軽い」って言うの?違う?ゴメン(>_<)
    たくさんの写真、どれもきれいです。開聞岳はシルエットがステキです。あっ 勿論、veryblueさんの後ろ姿もステキです。

    • >やま子さん
      毎度、コメントありがとうございます。
      山を取っ替え引っ替えしていますから表現は間違いないかもしれませんね。そして、一人ではなく現地山ガールとも登りたいものです。
      写真お褒めいただきありがとうございます。
      もう少しシェイプアップに励もうと思います。