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【石川】白山 登山 ~ 山を埋め尽くす高山植物、白い雪と青い池が織成す孤高にそびえる名峰の旅

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石川県と岐阜県にまたがる白山(はくさん)に行ってきました。標高は2702mです。

お待たせしました。遂にあの白山です。

高山植物、信仰、歴史、知名度、市街地からの眺めと全てを兼ねそろえた、日本の名峰中の名峰です。東京から遥かに遠い北陸にある白山は、憧れの山の一つでした。初夏の登山テーマを高山植物としていたので、この山はどんな手を使ってでも今年登りたかった山でした。花の名前に「ハクサン」と冠する種類は多く、高山植物といえば白山だからです。

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白山の山岳信仰から派生した白山神社は、日本全国にあり、非常になじみ深い名前でもあります。

1日目は白山、2日目は荒島岳と1泊2日で、北陸の弾丸登山の旅をしてきました。

白山登山

プロローグ

登山の記録を最初から残しています。

2010年10月に日光男体山から始まった登山。その時にはブログを無意味な記事を載せ始めており、一眼レフカメラを買って1年経ったくらいでした。なので、登山をはじめてから全ての記録を残しています。しかし、実を言うと公開できていない、お蔵入りとなってしまった記事が二つあります。

一つ目は、高尾山にほど近い陣場山(じんばさん)に登ったときです。会社の人が主催する登山部で、総勢18人で登りました。登山口に行くバス停がある高尾駅に到着して気づきました。カメラが起動しない。バッテリーを入れ忘れてきたのです。その時、一眼レフカメラがただの重石になった瞬間です。今思うとこれまでで最大の人数で登った登山だったのでだったので、とても残念です。

二つ目は、群馬県の上毛三山の一つで、お馴染み妙義山(みょうぎさん)です。山域がほぼ岩場となっており、ロッククライミングの技術が必要なくらい危険な山です。山頂には登らない中間道コースを歩きましたが、鎖場の連続でかなりアクロバティックで常に玉ヒュンでした。この時は、カメラそのものを忘れました。自宅からは持っていったのですが、1台の車に乗り換える際に置き忘れました。

カメラを持って行っても、バッテリーもしくは記録メディアを忘れたことに目的地に到着してから気づくというのはありがちですね。

防止するために予備を持ってはいますが、自分はもう一つ防止策を実行しています。

自宅から出たところにある道路のカーブミラーを撮影することです。

旅の1枚目にこのカーブミラーの写真を撮ることによって、バッテリーと記録メディアの置き忘れを完全防止することができます。カーブミラーなので必ず視界に入り、連鎖的にカメラのことを思い出します。

しかい、撮影をしているのところを近所の人に見られ「なんで、こんな真夜中(早朝)にカーブミラーで自分を撮影してるんだこいつ」と思われることもしばしば。

皆さんも旅の1枚目の写真は、家を出る我が子の写真、お留守番する猫の写真など、置忘れ防止策を決めてはいかがでしょうか。

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「白山?いいぜ乗ってきなよ」

 

【信越】苗場山 登山 ~ 山頂に広がる広大な湿原、ブヨと土砂降りの波乱に満ちた七夕の旅
2013年7月7日 新潟県と長野県に跨る苗場山(なえばさん)に登ってきました。標高は2145mです。 7月7日七夕の日。 この苗場山は登山する山というより、冬はウィンタースポーツ、夏は野外ロックフェスとして知られています。そんな苗場山ですが、山頂に尾瀬のような高層湿原が広がっていることはあまり知られていないのではないでしょうか。ネームバリューに対して、登山用のロープウェイがあるわけでもなく、日帰りの行程が長いからかもしれません。 そして...

ということで、遥か彼方の北陸まで無茶な登山旅行を承諾してくれたのは苗場山に引き続きSakuさん。

また、ぺちこさんとマミさんが参加してくれて計4人で行くことになりました。

この日は、東京湾花火大会など東京の各地で花火大会が開催されていましたが、夕方から突然の悪天候で中止になっていました。花火難民となった人で溢れる電車に揺られながら、集合場所である東京の植民地「町田」に向かいました。

南口にあるナイトコースが実に興味深いです。

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東京から白山のある石川へは関越自動車道、上信越自動車道、北陸自動車と3本を乗り継ぎます。

北陸へはまだ一度も足を踏み入れたことがなく、上信越自動車道の妙高高原(みょうこうこうげん)より先は未知の領域です。妙高高原は火打山・妙高山に登りにきたときに降りたことがあります。

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真夜中、初めて走る北陸道にわくわくします。

ナビを見ながら、「お、このカーブ左に日本海があるよ!すげー。」と騒いでいた気がします。真っ暗で何も見えないけど。

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新潟から富山にかけて、海沿いを走っているのにトンネルばかり。

景色全然見れなくて残念です。

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富山県に入りました。

北陸道の有磯海(ありそうみ)サービスエリアで休憩をとりました。

富山県は後立山連峰の稜線上以外では、初めて降り立つことになります。

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富山に行ったことがない人でも知っている富山名物「鱒(ます)のすし」が売っていました。

富山の人は1日に1食はこの「鱒のすし」を食べているとかいないとか。もう1食は富山ブラックだとか。

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鱒の寿司の他に鰤(ぶり)の寿司を朝食用に確保しました。

このサービスエリア、ます寿司茶屋なる食堂もありました。富山県民は魚へんに尊いと書いて、鱒をリスペクトしていますね。

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立山ICを過ぎるとほぼ平野で真っ直ぐな一本道。

月が普段より大きく見え、転々と続く反射鏡が光る道を走っているとどことなく宇宙を旅をしている気分に…。

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白山ICを3時42分に通過しました。

IC降りて比較的に新しいバイパスを白山登山口方面へ向かいます。道幅の広い2車線でしたが、店が両サイドに一軒も立っておらず、コンビニを見つけたのはICを降りて結構経ってからでした。

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一本道のバイパスに車の列ができていました。こんな時間に山方面に向かうのは登山客くらいしかいないので、車の流れについて行きました。

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白山登山口の市ノ瀬駐車場に早朝5時に到着しました。

東京を出発して、6時間から7時間…。

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駐車場がほとんど埋まるくらいに埋め尽くされていました。

梅雨明けがまだの北陸で快晴予報だったため、登山客が集中したのですね。また、高山植物の花盛り、土曜日の宿泊客も理由の一つでしょう。

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朝食。

鱒(ます)と鰤(ぶり)の寿司をそれぞれ買ったので、切り分けて違う味を楽しみました。真夏ですが熱いお茶が欲しくなる。富山県の人は毎朝こんな美味しいものを食べているんですね。

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市ノ瀬駐車場から登山口まではバスに乗ります。並んでいれば係りの人が切符を売りに来ます。

登山口のある別当出合まで片道400円です。

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運良く座れました。貴重な睡眠時間を確保。

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バスに乗車し、20分少々で別当出合に到着。

金沢駅からも直通運行されているみたいです。そもそも金沢に行ったことがないんですけど。

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さすが日本を代表する山、白山です。

入り口から豪華な石碑と看板、大きなトイレなど一流の風格があります。

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霊峰である白山は、登山道ではなく登拝道(とうはいどう)

白山の歴史は古く西暦800年ごろから修験道として登られていたようです。

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別当出合からは、「砂防新道」と「観光新道」があります。

白山の地図

登りで使用したのは「砂防新道」、下りで使用したのは「観光新道」になります。

吊橋を渡るところからスタートします。

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別当谷は河川工事がされていて、人工的な感じがあります。

綺麗な絵を描くマンガ家の素顔を見てしまったときのような、ちょっと残念な気分です。

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吊橋を渡った先から、登山道がスタートします。

別当谷と甚ノ助谷の二つの谷に挟まれた尾根道です。別当出合の標高が1260m、白山山頂の標高が2702mなので、その標高差は1442mあります。日帰りの登山としては、かなり厳しい標高差であることは間違いありません。別当出合から駐車場まで戻るバスの最終便が17時なので、時間制限もあり。

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序盤の樹林帯は枯れかけのあじさいが咲いているくらいでした。

写真の花と実の名前は不明。

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一級品の山である白山と言えど、スタート地点からそこそこに傾斜のある登り、道幅も狭いです。バスの到着後に登山客が一斉にスタートするので、登山道の渋滞は避けられません。

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「オオバギボウシ」

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白山ということで、広く整備された道が続くのかと思ってましたが、狭く野趣溢れる感じの登山道です。

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甚ノ助谷は人の手によって整備されているので、今ひとつ自然の雄大さにかける風景です。

上流部には滝がありました。

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吊橋からの一つ目の目標である中飯場に到着。水場(水道)と共にトイレも整備されていました。

標高が1400m前後なので暑く、汗が滴り落ちます。

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バスの到着時に歩き出した人たちと、抜きつ抜かれつで歩きます。

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「シナノオキドリ」

少しづつ高山植物の気配が出現します。

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風がなく暑い。

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徐々に岩肌が露出している山の斜面が見え始めました。右にある鉄塔はなんのためのものなんだろ。

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白山より南西側の山並みが、雲海の上に浮かんでいました。福井から岐阜にかけての越美山地の山なのでしょうが、さっぱりわからない。

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「シナノキンバイ」

だと思う。

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この日は日曜日だったので、土曜日に宿泊した登山客が絶え間なく降りてきます。

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甚ノ助避難小屋に到着。

2010年の新築で小奇麗でした。正面には水道があり、水を汲むことができます。

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室堂まであと2.3キロ。

標高差1400mは、やはり長く感じます。

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白山のお隣にある別山(べっさん)が見えました。

別山と白山の周回コースを1泊かけて登るのも楽しそうですね。別山から白山山頂へ通じる稜線は見晴らしが良いみたいです。

 

 

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砂防新道を登り、はじめての分岐点に到着しました。

右方向に行くと白山唯一のテント場がある南竜山荘に行くことができます。室堂を目指すため左方向へと進みます。

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「ヨツバシオガマ」

だと思われる。

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関西弁を話す山ガールたち。北陸にある白山は、関東圏よりも関西圏からのアクセスが良さそうです。

真っ赤なサポートタイツを見るのは初めてです。バッファローが現われたら彼女が真っ先に狙われないか心配です。

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福井方面に三角錐の形をし、一際目立つ山は明日登る予定である荒島岳(あらしまだけ)でしょうか。

土地勘ゼロです。

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「キヌガサソウ」

一つの花を咲かせるのに、その3~4倍の葉を展開しているのが面白い花です。

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分岐点を過ぎてからは背の高い樹林が生えなくなるので開放感があります。

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登山道の岩の上を雪解け水が流れていて空気がヒンヤリ。

水源豊かな日当たりの良い斜面ということで、花の名山として知られる白山の本領発揮です。

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「ハクサンフウロ」

東北から中部山岳地域の高山帯に必ず見られる花で、ハクサンの名を冠する花としては代表格。

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7月下旬にも関わらず雪が残っています。

雪の白山

白山の由来は、雪をかぶった白い姿から付けられた名前。

冬期に日本海からの季節風をまともに受ける白山、その広がりのある形から一遍の黒い斑なく白く雪化粧するようです。

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高山植物がそこらじゅうに生えているため油断ならない。

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砂防新道から見える北側の斜面は観光新道。

斜面がうっすら黄色く見えます。帰りになってその黄色の正体がわかります。

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「イブキトラノオ」

伊吹山の名前を冠している花です。伊吹山は冬山しか登っていないので、花の咲く季節に登ってみたいです。

今年の真冬2月に行った、伊吹山・御在所岳の弾丸ツアーも大変でした…。

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「ノウゴウイチゴ」

苺が落ちてる!能郷白山に生えていることから名づけられた苺だそうです。ちゃんと食用らしいです。食べればよかったかな?

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観光新道と交差する直前の場所に霊峰白山延命水がありました。

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「シモツケソウ」

下野の国つまり栃木県に生えていたことで名づけられた花です。栃木県の名を冠する花があるとは嬉しいです。

開花はまだだったようです。

 

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黒ボコ岩に到着しました。

砂防新道と観光新道が交差する場所なので、多くの登山客が休憩していました。標高2320m地点なので、別当出合から1000m以上登ってきたことになります。

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そこに見晴らしの良い岩があれば登りたくなるのが人情。

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黒ボコ岩は誰で登れる岩ですが、もう一つ大きな岩があり、足場をしっかり固定しないと登れませんでした。

いよいよ白山の頂上が姿を現します。

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先ほどから白山の頂上と言っていますが、正確には山頂は御前峰(ごぜんみね)です。

白山というのは山一帯の総称です。

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黒ボコ岩で休憩を挟み、室堂(むろどう)を目指します。

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黒ボコ岩からは平坦な弥陀ヶ原が広がります。

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ハイ松と笹原が広がる広大な平原。

今まで登り一辺倒だったので、この水平道はボーナスステージです。

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弥陀ヶ原から室堂まで、最後の登りの五葉坂。

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弥陀ヶ原の全景。

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そして、待ちに待った室堂に到着です。

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宿泊施設、レストラン、トイレ、水場など何でもそろっています。そして、白山神社の奥宮があります。

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全国に三千も展開される白山神社の最も高い位置にある神社です。

ちなみに白山神社の総本山である白山比め神社は、白山ICから登山口までの途中にありました。

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「クロユリ」

白山神社の裏手には日本最大のクロユリ群生地になっています。

「白」山なのに「黒」百合が有名とはこれいかに。

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花言葉は「恋」、「呪い」。なんだヤンデレか。

黒と黄色の組み合わせがタイガースを連想させるではありませんか。

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室堂で昼食をとり、ザックを置いて山頂へ向かいます。

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「イワツメクサ」

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「クルマユリ」

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室堂付近のお花畑は見事。

自分が見つけた以上にもっと種類が咲いていたはずです。

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そうこうしている内に、山頂がすっかりガスる。

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室堂方面は展望が開けてはいるのですが、山頂にすっぽりとガスがかかってしまいました。

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さすが白山、山頂神社も立派です。

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頂上付近でしばし休憩。

時折、ガスが取れて白山の火口が一望できます。

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白山最高峰の御前峰山頂。

富士山、日本アルプス、八ヶ岳をのぞき、標高2700mを越える山はありません。孤高の高山ということになります。

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憧れの白山に登ることができて大満足。

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白山の山頂を踏みしめ、更に奥地へ。

火口湖である、お池めぐりをします。

白山の地図

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下山ルートは、お池めぐり後、室堂に戻ります。その後は、「観光新道」にて別当出合のバス停へと戻ります。

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火山である荒々しさと雪渓と火口湖の優美さ、そんな二つを楽しめるのがこのお池めぐりです。

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火口湖に覆いかぶさるようにまだまだ残雪が残っていました。

残雪の下を除くとぽたぽたと水滴が溶け出していて、踏み抜きが怖い場所がいくつかありました。

マミさんを雪の上で走らせると危なっかしい。

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先ほどまでの人の多さはなくなり、非常に静かです。時折、どこかの斜面で落石のガラガラという音が聞こえてきます。

仕事終わりに500キロ以上を運転しているのも関わらずタフなSakuさん。この白山くんだりまで行ったことにより、北アルプスが近く感じるようになったとか。

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一番大きな翠ヶ池。

若干ガスが取れるも北アルプスが見えるとまでには行きませんでしたが、かなり遠くの場所まで見渡せることができました。

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池に浮かんでいる雪の上に小さな岩が落ちて、鯨のように見えなくもない。

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「コバイケソウ」

ぐるっと池をめぐりをして再び室堂へと戻ります。

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ほとんどの人が室堂から山頂をピストンしているようでした。時間が許されるのなら池めぐりはしておいて損はないです。

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アイスが販売されているのが嬉しいところです。ちなみにこのクーリッシュバニラ味のみ。

初めて山バッチを購入。

今更過去訪れた山の分をそろえる気もないので、気に入った山でかついいデザインがある場合は買うようにしています。

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この室堂は宿泊可能人数が750人で、白馬岳にある山荘に次ぐ規模だそうです。

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下山開始です。

この時点で、コースタイムを少しまかないと最終バスに乗り遅れてしまうといった状況になってしまいました。

いつもながら時間を考えず山頂で遊びすぎなんですよね。

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下山は、黒ボコ岩からの分岐で観光新道からくだります。

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そして、この観光新道の斜面がもの凄かった。

黄色い花は「ニッコウキスゲ」で、太陽の方角に向かって花を開かせていました。

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一箇所にこれだけの数の花が咲いているのを見るのは初めてで、「うわぁ、すげえ…」っと呟いていました。

砂防新道から見たこの斜面が黄色く見えたのも頷けます。

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「タカネナデシコ」

花びらが毛髪のようになびいていて、なんとも艶やかな花です。

 

 

 

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帰り道のこれだけの花畑を用意してくれた白山。また、来たくなります。

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日帰り登山するには厳しい山で、時間に追われてしまいます。

今度来るときはのんびりテント泊か室堂に宿泊して、ご来光を仰ぎ見たいです。

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白い百合が咲いていました。

名前不明。

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観光新道は砂防新道では味わえない見晴らしい稜線歩きが楽しめます。しかし、それは途中まで。

別所出合の分岐点からは、樹林帯の急登でした。

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その別当出合へ降る道は、崖崩れを起こしている箇所が数箇所あり、急場凌ぎで作られた藪の生えた道を通ることになりました。

どういう理由で「観光」新道と名が付けられたのか問いたくなるような道でした。

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約10時間ぶりに別当出合に戻ってきました。暑さと足の疲労、寝不足でヘトヘトです。

標高差1400mの日帰りは伊達じゃありません。

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なんだかんだで17時発の最終バスに乗り込みました。

帰りも運良く椅子に座ることができたので、うとうと。

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市ノ瀬ビジターセンターへ帰還。すっかり夕方です。

「時間が余ったら白山比め神社に寄って、それから東尋坊に行って日本海に沈む夕陽を見てから海の幸でも食べよう」

とか石川満喫プランの夢を語っていた頃が懐かしいぜ。当然、そんな観光をする余裕はありませんでした。

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駐車場から157号線にぶつかるところにあった「白山展望の湯」に立ち寄りました。料金650円。

1階に岩風呂と2階に檜風呂の温泉があり、男湯女湯が入れ替わるみたいです。この日の男湯は2階の檜風呂でした。

露天からは白山を展望することができます。

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さて、温泉を後に翌日の荒島岳の登山のため、予約してある宿に向けて出発です。宿の夕食の時間にほぼ間に合わない時間だったので、女性陣は髪を乾かす時間もありませんでした。

石川に続いて、初めて福井県に入ります。

 

白山登山を終えて

どこだったかな白山を眺めた山は。

早朝に快晴だった木曽駒ヶ岳もしくは奥穂高岳からだったかもしれません。ぼやけて写真には残っていませんが、白山を眺めたことを記憶しています。日本において、白山は日本アルプスと八ヶ岳に次ぐ高山です。中部山岳地帯から離れた場所に位置し、孤高にそびえる白山の姿はとても魅力的に感じました。

 

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「日本人は大ていふるさとの山を持っている」

「日本百名山」白山の連載の冒頭にこう書かれています。今年の甲子園3回戦、福井商の校歌には白山連邦が詠まれていました。石川や福井に住む人にとっては、冬から春にかけ雪景色の白山こそが、本当の白山なのかもしれません。

夏場の日帰り登山をしに東京から来た自分は、きっと白山を1割程度も知らないに等しいのでしょう。

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高山植物に恵まれた白山、今回見逃してしまった花を見つけるため、もう1度同じ季節に登りたいです。

北陸新幹線が開通するので、北陸は都心から近い存在になりそうです。しかし、富士山や立山と違いロープウェイも高原道路もなく観光地化されていない白山。これまで通り孤高の存在をこれからも保って欲しいです。

荒島岳の記事へ

【北陸】荒島岳 日帰り登山 ~ 真夏の低山は灼熱地獄、名水の町と大野富士の旅
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翌日は荒島岳へ。

白山より標高は1200mも低く、蒸し暑さとの戦いでした。

白山の地図はこちら

コメント

  1. VERYBLUEさんこんにちは。
    カメラ忘れ、ありますね(笑
    ちゃんと家から持って出たのに現地に到着して、
    車に丸ごと忘れてきたこともあるので、
    最近は車の写真を撮ってから出発するようにしています。
    それにつけても白山は、いつか登ってみたいと憧れていながら、
    未だに登頂できていないので羨ましい限りです。
    いかんせん東京からだとアクセスが難儀ですものね。
    そして車の運転で体力の半分くらいを消耗する身体としては、
    Sakuさんのようなお友達は羨ましい限りです。
    来年の目標手帳に白山登頂を書き加えることにしました。
    まずは、手帳を買ってきます!

    • >こばやしけいさん
      白山は名峰だけあってゆっくり楽しむべきですね。
      花の種類も見つけられないものが多かったので…。
      今度訪れるときは北陸観光と共に登りたいです。
      特に海抜0mを堪能するために、東尋坊まで行き日本海に沈む夕陽が見たかったです。
      後、日本海の魚も食べたかったです。

      白山に登るなら是非7月下旬から8月中旬までの花盛りの季節に登ってください!

      白山山頂

  2. こんばんは
    白山登頂したんですね。
    小学3・4年を金沢で過ごした私にとって、今でも白山はとても身近な山です。
    毎日眺めてましたし、スキー遠足は白山でした。
    富士山、立山行きましたとコメントしちゃいましたが、
    実はあともう少しのところで悪天候や同行者の体調不良でリタイア!
    来年の課題となっています。
    白山も良いですね。来年は富士山・立山・白山の三霊山登っちゃおうかな!

    • >みずれいさん
      こんばんわ。
      金沢に住んだことがあるのですね。
      日本海側は冬の間は曇天が続くそうで、たまに訪れる晴れの日に見える白山はそれはそれは幽玄な美しさだと本で目にしました。
      自分は実家が栃木なので日光の山が身近に感じます。

      登頂できなかったのは残念ですね。是非、また行って今度は頂上からいい景色を眺めてください。
      自分は三霊山を残すところ立山だけとなりました。早く行きたいです。


      白山

  3. お疲れ様です。
    白山、噂は聞いていましたが、高山植物が豊富でとても綺麗な山ですね。
    私ことですが、先日、持っている資格に伴う試験があり、7、8、9月と勉強の日々でした。
    男体山に登りたかったのすが、諦めざるを得なく、今年の夏は専らveryblueさんのブログを拝見して、沢山の2D登山を楽しませて頂きました。登場人物もだいたい把握できてきましたよ。Sakuさんの体力はすごいですね。ぺちこさんやマミさん、女性陣がいると華やかで、楽しい旅が伺えます。
    私もやっと試験が終わって、さあ夏だ!と駆けだしたら、世界はすっかり秋でした。地元の秋山を楽しんで今年は終わりそうです。
    これからも、山のご報告を楽しみにしています。

    • >GRさん
      試験勉強たいへんお疲れ様です。
      自分は9月末に資格試験があるので、普段なら山に行っているであろうところですがぐっと堪えて勉強中です。
      白山は遥か遠い場所ですが、美しい山なのでまた行きたいと思っています。

      男体山は10月の紅葉の時期に行くのが良いのではないでしょうか?
      秋こそが山が一番映える時期ですね。
      高山植物を楽しむのは登山者だけですが、紅葉は一般の人も押しかけますからね。

      勉強中なので、ブログを全然消化しきれないので困ってます…。

  4. Veryblueさんも試験勉強中なんですね。いきなり親近感です。
    私は昨日、今年初の登山をしてきました。福島県の一切経という軽めの山ですが、頂上から見えるボーナスに魅せられて毎年必ず登る山です。白山にも素敵な青い池がありましたねー。是非、行ってみたいなあ。
    しかし、久しぶりに登山して思いましたが、帰ってきた後の洗濯やアイテムの手入れが大変です。毎週のように登っているVeryblueさんや登山好きな方はどんなサイクルでアイテムをまわしているのだろうと思いながら、洗濯しました。

    ブログの更新を心待ちにしている私のようなファンは、沢山いらっしゃるとは思いますが、健康第一です。適度に休息して、試験頑張ってください。

    秋の男体山・・・!その手があったか!10月下旬頃なら行けるのですが、紅葉は間に合いますかね?

    • >GRさん
      吾妻連峰の山ですね。
      確か火口湖があるのを写真で見ました。
      吾妻小富士には行っているので、今度はそちらまで足を伸ばしてみたいです。紅葉シーズンにはあの高原道路は混みそうですね。

      大地上の火山は綺麗な火口湖を持つ山が多いですね。白山や木曽にある御嶽山なども有名です。

      毎週のように行っていましたが、9月に入ってからはパタンとお休み中です。
      10月から11月にかけては登山シーズンなので、さっさと試験を終わらせて羽根を伸ばしたいです。

      10月下旬の男体山は紅葉こそ終焉を迎えていますが、中禅寺湖は紅葉していると思います。
      早朝に男体山の登山を終えて、中禅寺湖を眺めたり、華厳の滝に行ってみることをお勧めします!

  5. 白山てあんなに沢山の花を咲かせる山なんですね。
    まるでハイジのお花畑みたい。
    草花の緑と残雪の白に池の青と絵になる素敵な山ですね。

    • >すんこさん
      白山と言えば高山植物ですからね!
      斜面を黄色く染めてしまう程の花が咲くとは思いませんでした。
      兎に角、彩り豊富な山で楽しかったです。

      白山

  6. こんにちは、VERYBLUEさん。
    自分のふるさとの山はまさに白山です。
    高校時代まで毎年白山登山してました。
    おすすめされている通り7月下旬が一番お花畑が綺麗に見られる時です。
    次回は是非1泊で御来光とお花畑をゆっくり回って下さい♪

    • >arakuneさん
      石川県の人にとって白山はかかせない山なんですね。
      山頂で少し展望が悪かったのと見逃してしまった花があるのでまた訪れたい山です。
      しかし、北陸は関東から行こうとなると遠いですね…。
      絶対に次は宿泊して、御来光を仰ごうと思います。

      白山